お部屋のご案内

みなさまには ご挨拶が遅くなりましたが、 旧館のリニューアルが終わりました。 各部屋をご案内いたします。 旧館に入りすぐ手前左手の部屋が 蘭の間(らん)でございます。 和室八畳にトイレを増設し、 縁なしの琉球畳を敷き、 すっきりとした足触りでございます。

そして廊下を奥に進みつきあたりが葵の間(あおい)でございます。 今回のリニューアルで一番の変化がこの葵でございます。 従来、壷庭がついておりましたが、 昨今のお客様のご要望にお応えし、 従来の壷庭を排して、 部屋付きの露天風呂を増設いたしました。 たっぷりのお湯にゆったりとつかり旅のお疲れ、 日常のお仕事のお疲れをお癒やしくださいませ。 もちろん寒いときにはには内風呂をお使いくださいませ。 お部屋は書院造りの面影を残し、 八畳の畳はここでも琉球畳を敷いております。

そして、三階に上がり左手のお部屋が 桔梗の間(ききょう)でございます。 このお部屋はわたしどものお部屋で 一番こじんまりした六畳でございます。 畳は古来からの縁付きの畳。 私個人的には、一番好きなお部屋で ございます。 カップルのお客様にはちょうどよい 広さではないでしょうか。 広く無いぶん、お二人の距離が 縮まります。

そして右手のお部屋が牡丹の間(ぼたん)でございます。 従来はお部屋の三方に窓がございましたが、 前面一方だけにし、 気密性に配慮いたしました。 畳は古来からの縁付きで八畳の広さに二畳の次の間付き、 もちろんバス・トイレ付きでございます。 昭和のレトロな雰囲気を残しつつ少しモダンにご用意いたしました。 旧館各お部屋からの眺めは箱根外輪山の塔の峰を正面に、 手前左には湯坂山をご覧になることができます。 どちらも戦国時代の砦があった歴史的にも貴重な山でございます。 春のヤマザクラと晩秋の紅葉は心和ませてくれます。